エネルギー管理士は難しすぎる!
エネルギー管理士の勉強を始めたばかりの頃はほとんどの方がこのように感じるのではないでしょうか?
私もエネルギー管理士の参考書を開いた最初のころは専門用語だらけで全く内容が理解できず、先の長さに嫌気がさしたのをよく覚えています。
この記事では、エネルギー管理士を難しすぎると感じているあなたのために、そう感じてしまう理由やおすすめの勉強法について詳しく解説します。
こんな方におすすめ
- エネルギー管理士の勉強がつらい
- エネルギー管理士が難しすぎて勉強しても成長が感じられない
- エネルギー管理士の合格を諦めようか迷っている
エネルギー管理士は難しすぎるのか?
まず、エネルギー管理士は難しすぎるのかというと、全体の合格率が25%程度であることから考えて1発で合格するにはかなり難易度が高い資格と言えます。
エネルギー管理士と同じような工業系の資格の合格率を並べてみると次のようになります。
- 電験三種:約10%
- 電気工事士:約50%
- エネルギー管理士:約25%
- 公害防止管理者:約30%
- 技術士:約10%
4人に1人しか合格しないと考えるとかなり難しい資格に思いますね。
ただ、エネルギー管理士試験自体は誰でも受験することができ、受験者も多いことからあまり勉強していない人も多くなり、合格率は必然的に低くなると考えられます。
また、エネルギー管理士の場合は科目合格制度により3回分は合格科目を免除されるので、数回に分けて合格を目指せば多少難易度は下がります。
とはいえ、しっかりと全科目勉強しないと合格できないことには変わりないので、エネルギー管理士をはじめて学ぶあなたが「難しすぎる」と感じることは当然です。
エネルギー管理士が難しすぎると感じる理由
私が実際に勉強を進めていく中で、最初の頃になぜ自分が「エネルギー管理士は難しすぎる」と感じたのかを考えると次のような理由が挙げられます。
試験範囲が広い
エネルギー管理士試験の範囲は極めて広く、エネルギーの基本原理から省エネルギー技術、エネルギー法規、環境問題に至るまで多岐にわたります。
受験者は、電気、機械、熱力学、化学など、異なる分野の専門知識を習得し、統合的に理解する必要があります。これらの知識領域をカバーするためには、広範な学習と準備が必要となり、始めて学ぶ人にとってかなり高いハードルになります。
自分ではそれなりに勉強したつもりでもページ数にすると数ページしか進んでおらず、勉強を始めたすぐのころはゴールの見えない戦いを強いられることとなります。
専門的な技術と実践的知識の要求が多い
エネルギー管理士試験は、単に理論的な知識を有するだけでなく、実際のエネルギー管理の現場で適用可能な技術や実践的な知識が求められます。
これには、エネルギー診断、省エネルギー対策の計画と実施、エネルギー使用の監視と評価など、具体的なスキルが含まれます。試験では、これらの技術や知識を問う問題が多く出題され、実務経験がない受験者にとっては特に難易度が高くなります。
法規制と環境問題への理解が必要
エネルギー管理士試験では、エネルギーに関連する法律や規制、さらには地球温暖化や持続可能な開発など、環境問題に関する知識も問われます。
これらの分野は常に更新されるため、最新の情報を追い続ける必要があります。法規制や環境問題に関する詳細な知識は、多くの受験者が苦労する領域の一つです。
エネルギー管理士が難しすぎると感じる状況から脱却する方法
エネルギー管理士は非常に範囲が広く、熱力学などの理解ができないと解説すら分からないので最初は難しすぎるように感じますが、全体の概要が理解できればひとつひとつはそこまで難しい事を言っているわけではないことに気づきます。
なので「エネルギー管理士が難しすぎてやる気が起きない」という状況から脱するためには「絶対に諦めずにコツコツと勉強を続ける」ことです。
私の経験則ですが、エネルギー管理士の勉強を進めていく上では次のような成長カーブを描くように思います。
最初は専門用語の意味すら良く分からず、勉強しても自分の成長を感じられないのでつらい時期が続きますがある時を境に話の内容が理解できるようになります。
理解できれば後はその内容を繰り返して理解度を高めていき、問題演習と組み合わせれば、自身の成長を感じられるようになるため勉強自体はあまりつらくなくなります。
つまり、最初の「何を言っているのか分からないつらい時期」を如何に乗り切るかが、エネルギー管理士に合格できるかの鍵を握っているように思います。
エネルギー管理士が難しすぎるという方にお勧めな勉強法
エネルギー管理士の勉強を続けるのに必要なことは「最初のつらい時期」をどうやって乗り切るかが全てです。
その時期さえ乗り切ってしまえばあとはこれまでにかけてきた時間を無駄にしたくないという心理が働き、勉強のハードルはかなり下がります。
「最初のつらい時期」をストレスなく乗り切る方法、それは動画解説付きの通信教育の活用です。
私と同じように「エネルギー管理士が難しすぎる、これからいくら自分で勉強しても合格できる気がしない」という方にとってはかなりおすすめの教材です。
ここからは通信教育のメリット、デメリットについて解説します。
通信教育を活用するメリット
解説動画付きの通信教育がおすすめな理由は
通信教育がおすすめな理由
- 文字では理解できない基礎の部分を丁寧に解説してもらえる。
- 聞き流し学習で初期の辛い時期を乗り切れる。
- 全体を体系的に学ぶことが出来る。
- 隙間時間を活用できる。
- 勉強のハードルが低くなる。
私も資格試験の勉強に通信教育を利用していますが、最初は理解できない箇所があっても気にせず何周もしていると段々聞いたことのある内容ばかりになっていき、全科目の知識がどんどんつながっていくのを感じます。
もちろん、それだけでは問題が解けるわけではないので問題演習は自分で行う必要がありますが、最初の「難しすぎる」と感じる時期はすべてこれだけで乗り切れるように思います。
社会人の貴重な休日を利用して勉強するわけでもなく、通勤時間に聞き流しているだけなので勉強を始めるハードルもとても低く継続的に取り組むことが可能です。
何とか合格してやると張り切って参考書を買ったはいいものの、いざ勉強を始めるとやる気がなくなり、参考書がきれいなまま試験に挑むという事態は避けることが出来ます。
通信教育を活用するデメリット
逆に通信教育を利用するデメリットはたった一つだけ
教材費がかかる。
これだけです。エネルギー管理士の通信講座は大体4万円前後するので参考書で独学をすることと比べると多少費用がかさみます。
私としては独学でやった場合と比べてはるかに学習の効率は上がるので相当安い投資だと思いますが、この費用をどう取るかはあなた次第という感じです。
ただ、独学で色々な参考書を使って勉強した結果、何年も合格できず結局通信講座を購入することになったという事態は避けていただければなと思います。
まとめ
- エネルギー管理士は範囲が広く難しいが本質を理解できれば内容自体はそこまで難しくない。
- エネルギー管理士の勉強は最初のつらい時期を如何に乗り切るかが重要。
- 独学が辛いという方はSATの通信講座はとてもおすすめ。
私はまだエネルギー管理士に挑戦中の身なので偉そうなことは言えませんが、通信講座を使い倒している立場としては最初のつらい時期を耐えながら独学に苦しむぐらいなら未来への投資だと思って通信講座を活用すれば確実に学習の効率が上がるのに勿体ないなと思います。
逆に独学だと「合格」が全く見えず諦めていた自信があります。
是非、エネルギー管理士が難しすぎると感じている方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。
実際に使用している教材についてはこちらで詳しくレビューしているので興味のある方は合わせてどうぞ。
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