この記事ではそんなあなたにおすすめの通信教育を3つ紹介します。そもそも通信教育は必要?という話から解説していきます。
エネルギー管理士に合格するのに通信教育は必要?
まず、通信教育を受講しないと合格できないか?についてですが、答えはNoです。現に私も通信教育を受講せずに独学だけで合格しています(3年もかかっていますが・・・)。
ただし、独学で勉強するのに比べて通信教育を上手く使えば、効率よく学習できるのは事実です。
過去問を解くというのアウトプットは必要ですが、事前知識を習得するインプットの時間を大きく短縮できるのが利点です。通信教育を利用するのに向いている人は次のような方です。
通信教育が向いている人
- これから試験勉強を始める。
- 熱力学や流体工学を学んだことがない。
- 分厚い参考書での独学が苦手。
- 勉強のモチベーションが続かない。
- 資格の勉強に長い時間を費やしたくない。
- 通勤、通学中などのすき間時間を活用したい。
一方、通信教育に向いていない人もいます。
通信教育に向いていない人
- すでに一通りの学習が終わっている。
- 独学が得意。
- 熱力学や流体工学の基本的な知識がある。
現場技術系の資格は実務で実際に関わる方にとってはイメージしやすいものが多いですが、関わりの少ない方にとっては文章だけで理解するのが難しいこともあります。
そんな方にとってインプットの効率を上げるには通信教育はかなりおすすめのツールです。
私がおすすめするエネルギー管理士の通信教育
紹介するエネルギー管理士の通信教育は次の3つです。
エネルギー管理士の通信教育
- JTEX:レポート形式の現場系通信講座の老舗
- e-DEN:値段は高いが板書型の講義DVDが魅力
それぞれの比較表も載せておきます。
SAT | JTEX | e-DEN | |
---|---|---|---|
テキスト | 〇 | 〇 | 〇 |
動画 | 〇 | × | 〇 |
レポート提出 | × | 〇 | × |
価格(税込み) | 38,280円 | 38,500円 | 132,000円 |
エネルギー管理士の通信教育で現在も販売されているものは全部で3つしかありません。
SATはテキストと動画、JTEXはテキストとレポート、e-DENはテキストとDVDの構成になっています。それぞれの会社で熱分野、電気分野両方の講座が販売されています。
個人的には値段と内容、サポートの充実度合いから熱分野、熱分野両方でSATがおすすめと考えています。SATはJTEXを意識した価格設定や内容になっており、最もコストパフォーマンスの高い商品と考えています。
SATとJTEXの比較
SATとJTEXの大きな違いは講義動画があるかどうかです。どちらもテキストにはこだわっており、一般的に販売されている参考書に比べると、図解やイラストが多くなっています。JTEXには動画がなくレポートを数回提出する形式になっています。
値段はどちらも同程度ですが、テキストを読んで勉強するだけなら独学と変わらないんじゃない?という観点で私が選ぶならSAT一択です。ちなみに私が受験し始めたときにはなかったのでここ数年で出てきたサービスです。
JTEXとe-DENの比較
JTEXとe-DENを比較すると、E-DENはDVDが付いており、技術系の分野では有名な不動弘幸さんの講義動画が見れます。Youtubeでも講義動画のサンプルが上がっていますが、板書なのでより講義っぽくなって分かりやすいです。
ただ、e-DENはほかの通信教育に比べると値段が高いので、どこまでの金額を資格取得に払えるかというのが選ぶ基準になるかと思います。
まとめ
エネルギー管理士の通信教育は数があまりありませんが、最もおすすめなのは後発で出てきたSATです。値段は38,000円程度ですが、学習時間を短縮できるのと私のように試験を何度も受けるはめになることを考えると高くはないかと思います。
SATの通信教育の中身が気になるという方は、レビュー記事を書いたのでこちらをご覧ください。
【熱分野】SATのエネルギー管理士講座を有資格者が徹底レビュー
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公式サイトに飛びたいという方は、こちらのリンクをどうぞ。
エネルギー管理士 通信教育
- JTEX:レポート形式の現場系通信講座の老舗
- e-DEN:値段は高いが板書型の講義DVDが魅力
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