自動制御

【自動制御】HART通信って何?メリットデメリットを詳しく解説してみた

更新日:

制御機器などを現場で扱っていると「ハート通信」という言葉に出会うことがないでしょうか。

センサーと制御システムをつなげるネットワークの一つなのですが、扱わないと馴染みがない言葉です。今回はHART通信のメリットについて説明します。

こちらの記事は動画でも解説しているので、動画の方がいいという方はこちらもどうぞ。

HART通信はフィールドバスのひとつ

産業分野において現場と制御システムをつなぐものをフィールドバスと言います。

バスは乗り物のbusから来ています。複数の機器データを、電線を通して相互輸送できるため、計器室から全体を把握することができるようになります。

様々な会社や団体からフィールドバスの規格が規定されています。

【自動制御】現場の自動制御の基本!DCSのメリットとは?

製造業に身を置いている方は「DCS」という言葉に聞き馴染みがあるのではないでしょうか。 なんとなく「 ...

続きを見る

HART通信とは

HART通信は数あるフィールドバスの一つで、Highway Addressable Remote Transducerの略です。

アメリカのローズマウント社が開発した規格ですが、現在は非営利団体の管理するオープンネットワークです。

現場でよく使われる4-20mA信号などのアナログデータを、デジタルに重畳(アナログデータとデジタルを組み合わせたデータに変換)し伝送するためによく用いられます。

計装用のネットワークとして多くの企業に採用され、世界中で使用されている規格です。海外への水平展開を考える場合には、同規格の方が検討事項を減らせるため、HART通信は有効かと思います。

【制御盤】制御機器に4-20mAを使うのはなぜ?1-5Vとの違いは?

センサーから信号をもらう時や制御機器を比例的に動かす時は、ほとんどアナログ信号の4-20mAを用いま ...

続きを見る

【圧力センサー】4-20mA信号を1-5Vで入力する方法

工場の保全の仕事をしていると、ある場所に圧力センサーを設置して1ヵ月のトレンドグラフを作りたい何てこ ...

続きを見る

HART通信のメリット

メリットの一つとして、立ち上げ時間が短いと言われています。

計装システムの起動時には、個々のフィールド機器の接続と設定を確認するプロセスがあるのですが、この時間が多くとられていました。HART通信ではこのプロセスを効率化しています。

HART通信のデメリット

電装周波数が1200-2200Hzと、あまり高速でないとされています。このため一般的に大容量のデータ通信には不向きな規格と言われています。

まとめ

  • HART通信とは機器とシステムをつなぐフィールド通信の規格の一つ。
  • HART通信は生産現場の計装用途として用いられる。

他にも調べていくとISAや、PROFIBUS、BRAINなど様々な規格がヒットします。皆様の現場に適したものを探してみてください。

2020/8/2

【自動弁】電動弁のリレー付きはどんなときに選ぶの?

電動弁を選定・購入する際、「リレー有・無」の項目があるのをご覧になったことはないでしょうか。 制御盤の中では見たことあるけど、という方も多いかと思います。今回は、電動弁になぜリレーを使うのかについて解説します。 目次リレーとはリレーの目的電動弁にリレーは必要?まとめ リレーとは リレーとは、電気信号を他の電気信号につなげる役割を持つ装置のことで、継電器とも呼ばれています。 手元のスイッチと装置との配線の間にリレーを入れることで、安全対策、そして配線のコストダウンを行うことができます。 リレーには、有接点と ...

ReadMore

2020/7/3

【自動制御】見ればわかる!リレーシーケンスの動きをアニメーションで分かりやすく解説

自動制御の一連の流れを理解するにはシーケンス図を読み解く必要があります。 今回は、その中でも比較的よく使われるリレーシーケンスの流れをアニメーションで解説したいと思います。シーケンス図の見方は何となくわかったけど、感覚的につかみづらいという方は、アニメーションを見ることで理解が一気に進むと思います。 シーケンス図の記号の読み方やシーケンス図とは何かという点については他のサイトで詳しく解説されているのでそちらを参照してください。 チャンネル登録はこちら 目次a接点、b接点AND回路OR回路NOT回路NAND ...

ReadMore

2020/5/17

【自動制御】インバータ制御って何?メリットデメリットは?

製造業の世界では、「インバータ制御で省エネ」なんて言葉をよく聞くのではないでしょうか。ところが電気分野が専門の方以外は、省エネどころか「インバータって何?」と思われる方も多いと思います。 今回は実際の導入検討も考慮してインバーターとは何か?について解説したいと思います。 動画でも解説しているので、動画のほうがいいという方はこちらもどうぞ。 チャンネル登録はこちら 目次インバータとはインバータ制御のメリット・デメリットインバータのメリットインバータのデメリットまとめ インバータとは インバータとは、元の交流 ...

ReadMore

2020/5/14

【自動弁】電動弁カタログの電流値ってどういう意味?

現場で使う電動弁のカタログを見て、「50VA」などの記載を見たことはありませんか? ポンプならともかく、電動弁に電流が流れるって少し不思議な感じがしますよね。 今回は電動弁の仕組みと、電流値について解説したいと思います。 目次電動弁とは電動弁の電流値まとめ 電動弁とは 電動弁は電動のモーターが回ることにより、開閉を調整するバルブのことを言います。 多くの場合、全開か全閉の2パターンのみを想定していますが、バルブ形状によっては中間開度の調整ができ、制御弁のような役割を持たせたものもあります。 電気で駆動する ...

ReadMore

2020/5/6

【自動制御】HART通信って何?メリットデメリットを詳しく解説してみた

制御機器などを現場で扱っていると「ハート通信」という言葉に出会うことがないでしょうか。 センサーと制御システムをつなげるネットワークの一つなのですが、扱わないと馴染みがない言葉です。今回はHART通信のメリットについて説明します。 こちらの記事は動画でも解説しているので、動画の方がいいという方はこちらもどうぞ。 チャンネル登録はこちら 目次HART通信はフィールドバスのひとつHART通信とはHART通信のメリットHART通信のデメリットまとめ HART通信はフィールドバスのひとつ 産業分野において現場と制 ...

ReadMore

SNSアカウント

エネ管.com

更新情報が届きます!

Youtube

Twitter

LINE

過去問bot

エネ管(熱)

エネ管(電気)

電験3種

プラント業界に転職するなら

\プロフィールを登録すると企業からオファーが届きます!/

■ プラント業界に特化した転職サイト。
■ プラントエンジニア600名、企業300社が登録。
■ 企業担当者とチャットでやり取り。

という全く新しいサービスです。



技術系資格取得を目指す方必見!おすすめ通信講座

最短で資格を取得するためには、いかに効率よく学習するかが重要です。モチベーションを維持しながら最短で資格取得を目指すなら通信講座を利用するのもおすすめです。

シンプルで分かりやすいテキストSAT『エネルギー管理士熱分野』

現場技術系専門の通信講座です。イラストを多用したシンプルで分かりやすいテキストと動画がセットになっています。

価格もお手頃で、特に熱力学などを学んだことのない初学者におすすめの通信講座です。

エネルギー管理士以外にも電験や衛生管理者など25の資格の通信講座を展開しています。

電験取得を目指すならSAT『第三種電気主任技術者講座』

イメージしにくい交流回路についても多様なイラストと解説動画で詳しく解説してくれます。独学ではなかなか勉強が進まないという方に特におすすめの講座です。

電気について詳しく学べるので実務で電気を使うという方には最適な教材です。

製造業向け通信講座の老舗 JTEX『エネルギー管理士講座』

テキストとレポート形式の通信講座で、最も実績の多い会社です。エネルギー管理士の電気分野を受けるならおすすめの通信講座です。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

エコおじい

プラントエンジニアです。工業技術をどこよりも分かりやすく解説するをテーマに2017年から情報発信をしています。最近、Youtubeも始めました。応援していただけるという方は更新情報などを発信するので、Twitterのフォローお願いします。

おすすめ記事

1

電験三種は合格率が10%未満の大変難しい資格です。また、範囲が非常に広いので普段の業務で電気を扱わな ...

2

あなたエネルギー管理士の通信教育の中ではSATが一番よさそうだけど、実際のところどうなの?高い買い物 ...

-自動制御

Copyright© エネ管.com , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.