自動制御

【自動制御】電流信号とパルス信号の違いって何?

更新日:

センサーを使って温度や圧力を測定し、そこからの信号で制御対象のものを設定値に近づけていくというシステムは一般的に利用されています。

そこでよく聞く、電流信号(4~20mA)とパルス信号ってどんな違いがあるのでしょうか?

それぞれどのように使い分けているのか解説してみたいと思います。

1. 電流信号(4-20mA)とは

電流信号(4-20mA)はアナログ信号の一種です。

例えば、温度を測定する場合、0℃~100℃の間を測定したい時、0℃の時は4mA、100℃の時は20mAの電流が流れるように調節計で設定します。これにより、調節計で設定値に近づけるような信号を出力することが可能になります。

0-20mAではなくて、4-20mAになっている理由は、0-20mAだと、断線して信号が来ていないのか、実際に0℃を表示してるのか判断がつかないからです。これをフェイルセーフ機能といいます。

電流計を使えば正しい信号が出されているのか確認することができます。

【自動制御】制御機器に4-20mAを使うのはなぜ?1-5Vとの違いは?

センサーから信号をもらう時や制御機器を比例的に動かす時は、ほとんどアナログ信号の4-20mAを用いま ...

2. パルス信号とは

パルスとは、短時間に生じる一定の幅を持った電気信号の波のことです。

パルス信号は、電力計や流量計などの出力信号として使用されます。例えば、流体に発生するカルマン渦をパルスとして出力する流量計の場合、1パルス1Lだと設定すると、1分間に100パルス発生すれば流量は100L/minというように定義づけすることができます。

測定の原理によって電流信号が適しているのか、パルス信号が適しているのかが変わります。

3. まとめ

  • 電流信号はアナログ信号、パルス信号はデジタル信号
  • 測定原理によって使い分けられている
  • この信号により制御を行う

電流信号とパルス信号は、相互に変換されて使用されたりするのでややこしいですね。

どちらの方式がその使用方法に向いているのか考慮する必要があります。

2020/5/17

【自動制御】インバータ制御って何?メリットデメリットは?

製造業の世界では、「インバータ制御で省エネ」なんて言葉をよく聞くのではないでしょうか。ところが電気分野が専門の方以外は、省エネどころか「インバータって何?」と思われる方も多いと思います。 今回は実際の導入検討も考慮してインバーターとは何か?について解説したいと思います。 動画でも解説しているので、動画のほうがいいという方はこちらもどうぞ。 チャンネル登録はこちら 目次インバータとはインバータ制御のメリット・デメリットインバータのメリットインバータのデメリットまとめ インバータとは インバータとは、元の交流 ...

ReadMore

2020/5/14

【自動弁】電動弁カタログの電流値ってどういう意味?

現場で使う電動弁のカタログを見て、「50VA」などの記載を見たことはありませんか? ポンプならともかく、電動弁に電流が流れるって少し不思議な感じがしますよね。 今回は電動弁の仕組みと、電流値について解説したいと思います。 目次電動弁とは電動弁の電流値まとめ 電動弁とは 電動弁は電動のモーターが回ることにより、開閉を調整するバルブのことを言います。 多くの場合、全開か全閉の2パターンのみを想定していますが、バルブ形状によっては中間開度の調整ができ、制御弁のような役割を持たせたものもあります。 電気で駆動する ...

ReadMore

2020/5/6

【自動制御】HART通信って何?メリットデメリットを詳しく解説してみた

制御機器などを現場で扱っていると「ハート通信」という言葉に出会うことがないでしょうか。 センサーと制御システムをつなげるネットワークの一つなのですが、扱わないと馴染みがない言葉です。今回はHART通信のメリットについて説明します。 こちらの記事は動画でも解説しているので、動画の方がいいという方はこちらもどうぞ。 チャンネル登録はこちら 目次HART通信はフィールドバスのひとつHART通信とはHART通信のメリットHART通信のデメリットまとめ HART通信はフィールドバスのひとつ 産業分野において現場と制 ...

ReadMore

2020/5/14

【自動弁】空動弁に電磁弁が必要な理由、電動弁との使い分けは?

空動弁を電気信号で開閉させるためには、圧縮エアと電磁弁が必要です。 空動弁を選定する際には電磁弁を付けるかどうかがオプションになっている場合がありますが、そもそもなぜ空動弁を動かすのに電磁弁が必要なのでしょうか? 今回は、空動弁の作動に電磁弁が必要な理由について解説してみたいと思います。 目次空動弁とは空動弁に電磁弁が必要な理由空動弁を選ぶ理由まとめ 空動弁とは 空動弁はエア式自動弁とも呼ばれ、圧縮空気の圧力で弁を開閉するバルブです。 自動弁の中では電気の力でモーターを用いて開閉を行う電動弁が一般的ですが ...

ReadMore

2020/5/17

【自動制御】現場の自動制御の基本!DCSのメリットとは?

製造業に身を置いている方は「DCS」という言葉に聞き馴染みがあるのではないでしょうか。 なんとなく「パソコンみたいなものでしょう」「大きな画面で見るやつね」と思っている方のために、今回はDCSとは何のために使われているのか解説したいと思います。 こちらの記事は動画でも解説しているので、動画の方がいいという方はこちらもどうぞ。 チャンネル登録はこちら 目次DCSとはDCSのメリット視覚的にわかりやすい切り替え、修正など操作が用意大規模なシステムを構築できるDCSのデメリット初期費用、メンテナンス費が高いプロ ...

ReadMore

お勧め専門誌

   

   



おすすめ通信講座

エネルギー管理士熱分野講座

・効率よく短期間で確実に合格したい
・スマホを使ってすき間時間に勉強したい
・独学だけでは分かりにくい

そんな方にお勧めの通信講座です。

現場技術の資格を取るなら!おすすめ通信講座

最短で資格を取得するためには、いかに効率よく学習するかが重要です。現場技術系の資格取得をサポートするおすすめの通信講座を紹介します。

シンプルで分かりやすいテキスト『SAT』

現場技術系専門の通信講座です。イラストを多用したシンプルで分かりやすいテキストと動画がセットになっています。

価格もお手頃で、特に熱力学などを学んだことのない初学者におすすめの通信講座です。

エネルギー管理士以外にも電験や衛生管理者など25の資格の通信講座を展開しています。

現場系通信講座の老舗『JTEX』

40年の実績がある現場系通信講座の老舗です。動画はなく、レポート提出形式の通信講座になります。価格もお手頃でテキストが分かりやすいと評判です。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

エコおじい

プラント系エンジニアです。「エネ管.com」というブログで工業系の技術に関する情報を発信しています。最近、Youtubeも始めました。応援よろしくお願いします。

おすすめ記事

1

あなたエネルギー管理士の資格を最短で取得したい。でも、熱力学や流体工学を学んだことがないので、独学だ ...

2

これからエネルギー管理士試験を受けるあなたのために、最短時間でエネルギー管理士に合格する方法を紹介し ...

-自動制御
-

Copyright© エネ管.com , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.