計測機器

【温度センサー】ダブルエレメントとは?メリットデメリットについて

温度センサーを選ぼうとするときに「ダブルエレメント」という言葉を聞いたことがありますか?

ダブルエレメントタイプはセンサーから取得した値を複数の信号として入出力する場合には非常に便利です。

今回はダブルエレメントの特徴とメリットについて解説します。

ダブルエレメントとは

エレメントとは光学素子のことを意味しますが、温度センサーにおいては感温部の部品を指します。

通常のセンサーは1機器で1箇所の温度を測定します(シングルエレメントと呼ばれます)が、ダブルエレメント型はその名の通り2箇所の測定ができます。

リード線タイプであれば二股になっていますし、端子内臓型(保護艦に覆われた構造)であれば先端内部に2つのセンサーがついているということです。

測定原理としては熱電対型、測温抵抗体、サーミスタ型などでダブルエレメントタイプの型式があります。メーカーによっては、エレメントを別々の種類を選べたり、

トリプルエレメントの指定ができたりします。

ダブルエレメントのメリットとデメリット

ダブルエレメントのメリットは、

  • 一度に2箇所の温度測定ができるため、温度センサーの数を減らすことができる。
  • 制御用、計測用など目的を分けることができる。
  • 感温部の素子の組み合わせを変えることで、精度向上を狙える。
  • 重要な箇所の故障時に備えたバックアップとして用いることができる。

などがあげられます。

デメリットは特にないと思われますが、測定したい2箇所の距離が離れていると工事できない、センサーが物理的に破損すると2つの温度測定が同時にできなくなるなどでしょうか。

どこにでも使えるわけではないので注意が必要です。

まとめ

  • ダブルエレメントセンサーは1つのセンサーで2箇所の測定ができる。
  • 使い分けをしたいときや、バックアップ用に有効。

使い方によっては工事や交換の手間を省くことにもつながりますので、ぜひ検討してみてください。

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エコおじい

プラントエンジニアです。工業技術をどこよりも分かりやすく解説するをテーマに2017年から情報発信をしています。最近、Youtubeも始めました。応援していただけるという方は更新情報などを発信するので、Twitterのフォローお願いします。

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