転職

【転職】プラントエンジニアとして働く7つのメリット

これからプラント業界への就職や転職を考える方にとって、プラントエンジニアとして働けばどんなメリットがあるのかはとても気になるポイントではないでしょうか?

今回は、プラント機器メーカーからプラントエンジニアに転職した私が実際に働いてみて感じるプラントエンジニアとして働く7つのメリットについて解説したいと思います。

プラントエンジニアとして働く7つのメリット

プラントエンジニアとして働くと次のようなメリットが得られます。

幅広い製品知識が得られる

プラントは数多くの機器を扱うので、それに伴い幅広い分野の製品知識が身に付きます。また、技術だけではなく法律関係や申請書類などの知識も要求されるので業界全体の仕組みが良くわかります。

逆に言うと広く浅くになりますが、業界全体の動きが一連で分かるのはプラントエンジニアの特権と言えます。

また、同じプラント業界でも機器メーカーの場合は他社の製品を見る機会が少ないですが、プラントエンジニアは機器を扱う側なので図面や機器の内部構造まで詳しく見ることができ、機械構造に詳しくなります

次々と新たな機械が出てくるので、好奇心旺盛な方にとってはたまりません。

都会で働けて転勤が少ない

大手の製造業に就職すると工場が全国各地にあるので、配属先によっては勤務地が都会ではない可能性があります。

特に技術系の職種の場合この傾向は強いですが、プラントエンジニアであれば勤務地が都市部にあることが多く都会で働くことが出来ます。技術職でありながら工場ではなく、オフィスビルで働くことが出来るのも魅力的です。

また、拠点を移動するメリットも少なく転勤もほとんどないので、技術職として都市部で働きたいという方にとってはプラントエンジニアはおすすめです。

年収が高い

プラントエンジニアは比較的残業も多く、同業種の中では高年収に部類されます。また、出張がある部署に配属されると手当も多く出るので自由に使えるお金はかなり高額になります。

企業によっては技術職で平均年収1000万円を超えているところもあり、他の製造業に比べると比較的高給取りになれる可能性が高いのもプラントエンジニアのメリットの一つです。

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海外案件に関われる可能性が高い

プラント業界では、市場のターゲットが国内から海外に移っている場合も多く、そのような企業に入ると必然的に海外案件に携われる機会が多くなります。

海外案件を経験したいという方は、海外売り上げ比率の高い企業に就職すれば入社数年で海外案件を担当できる可能性が高いです。

工学系出身の人がほとんどで英語が得意な人も少ないので、少し英語が得意であれば海外案件が担当出来るというのもメリットと言えます。

業界内で転職しやすい

プラントエンジニアは同業界ではとても転職しやすい職種と言えます。企業によって得意とするプラントは違えど、基本的な業務の流れは同じなので即戦力になりやすいです。

また、同業界のメーカーや商社などに転職する場合にもプラントエンジニアとしての経験は生かせるので潰しの効きやすい職種であると言えます。

IT業界のように昔覚えた知識が、今では役に立たなくなったということもないので一度覚えれば一生資産として活用することが出来ます。

案件の規模が大きくマネジメント力が身に付く

プラントエンジニアは扱う案件の規模が数千万~数千億円と非常に大きいので、必然的に関わる人も多くなります。

プロジェクトの担当者になれば、いつ、誰に、どんな仕事を振るかを考える必要があるためプロジェクトマネジメント力を身に着けることが出来ます。

他の業種では何十億の案件を担当するというのはあまりないので、とにかく規模の大きい仕事がしたいという方にはプラントエンジニアはおすすめです。

市場が安定している

プラント業界は受注が取れるか取れないかによって業績が大きく変わるため、売上高の予想は難しいですが、プラント自体は常に稼働しており、メンテナンス需要なども発生するので仕事がなくなることはありません

作るものが社会インフラなので長く働くという意味ではとても安定した市場だと言えます。今後、不況になった時にも生活インフラは必ず必要なので、プラント業界はある程度不況耐性の強い業界と言えそうです。

まとめ

プラントエンジニアとして働くことのメリットは

  • 幅広い製品知識が得られる
  • 都会で働けて転勤が少ない
  • 年収が高い
  • 海外案件に関われる可能性が高い
  • 業界内で転職しやすい
  • 案件の規模が大きくマネジメント力が身に付く
  • 市場が安定している

実際に働いてみて感じるメリットを簡単にまとめてみました。プラントエンジニアは激務と言われることもありますが、とてもやりがいのある職種の一つと言えます。

もちろん企業によって違いはありますが、大体は同じような感じではないかと思います。プラントエンジニアに興味があるという方は是非とも参考にしてみてはいかがでしょうか?

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デメリットについてはこちらの記事にまとめています。

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  • この記事を書いた人

エコおじい

プラント業界一筋のエンジニアです。「工業技術をどこよりも分かりやすく解説する」をテーマに2017年からブログ、Youtubeで情報発信をしています。保有資格はエネルギー管理士と電験三種です。

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