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【電気】シリコンドロッパとは何か?設置する目的について

UPSなどの非常用の蓄電池を設置する制御盤の中には良くシリコンドロッパという機器が設置されています。

この記事ではシリコンドロッパとは何か、設置する目的について解説します。

シリコンドロッパとは

シリコンドロッパは直流電圧を降下させる機器で、蓄電池などを設置する場合などに利用されます。シリコンダイオードの電圧降下が電流に関わらず一定であるという特性を利用しています。

一般的にプラントの電気設備では、停電時などに設備を停止させないように制御用電源としてUPS(無停電電源装置)等が設けられています。ただ、UPSのみでは充電量によって供給する電源電圧が負荷の許容電圧を超える場合があるため、シリコンドロッパを設けて電圧を調整する必要があります。

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シリコンドロッパを設置する目的

シリコンドロッパを設置する目的は、蓄電池などの放電電圧を負荷の許容範囲内に調整するためです。

例として、100V用の蓄電池が120Vまで充電されている場合を考えます。

この場合、蓄電池の放電電圧は120Vとなり負荷の許容電圧を逸脱するため、シリコンドロッパを通過させ、許容電圧内に収まるように調整します。シリコンドロッパの電圧降下は約0.6~1V程度なので、蓄電池の電圧を測定しながらリレー(VR)により通過させるシリコンドロッパの数を調整します。

仮にシリコンドロッパを設置せずに過電圧の電気を供給した場合は、負荷側のコイルの焼損などにつながります。

次に時間が経過して蓄電池の放電電圧が低下して負荷の許容範囲内に収まる場合は、リレー(VR)を随時投入することでシリコンドロッパを短絡させ、電源を供給します。

シリコンドロッパを利用することで、状態によって変化する蓄電池の電圧を調整し、負荷の異常を防止することが出来ます。

まとめ

  • シリコンドロッパはシリコンダイオードで直流電圧を降下させることが出来る。
  • 蓄電池の二次側に設置し、負荷への電圧を調整する。
  • シリコンドロッパがなければ、負荷側の機器を故障させる要因となる。

シリコンドロッパは、制御機器の周りなどで良く使われていますが、設置している目的は非常にシンプルです。

是非、制御盤等に蓄電池が設置されている場合は周囲にシリコンドロッパが設置されていないか確認されてはいかがでしょうか。

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エコおじい

プラントエンジニアです。「工業技術をどこよりも分かりやすく解説する」をテーマに2017年からブログ、Youtubeで情報発信をしています。現在、5つのブログを運営中。毎月収益レポートを公開しています。是非、Twitterのフォローお願いします。



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