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【図面】プラントノース(PN)とは何か、目的は?

施工図などを見ていると実際の方角とは別に設けられたプラントノース(PN)とい記号が書かれていることが良くあります。

この記事ではプラントの仕事では知っておかなくてなならないプラントノース(PN)とは何かについて解説しています。

プラントノース(PN)とは

プラントノースとはプラント建設時などに基準とする方角の事で次のような記号で表します。

矢印の方向が実際の北を表しており、記号の0°がプラントノース(PN)になります。

このようなプラントの基準を設ける理由として、地球上の方角だけでは各機器の位置関係が分かりにくいというところにあります。例えば次のような場所にプラントを建設する場合を考えます。

左の図では上側を北として南西から北東に向かってプラントを建設する場合です。この場合、各機器の方角を表すときに実際の方角を用いると全てが中途半端な方向になり言葉で表すことが難しくなります。

そこで、右のようにプラント毎の基準方角を設け、時計回りに90°、180°、270°という角度を決めます。こうすることで、例えばAという機器の南側にBという機器を設けたい場合「プラントノース(PN)に対し180°側にBを設置する」と言えば意思疎通がスムーズになり、間違いが起こらなくなります。

プラントノースは主要な機器図面の平面図に記載し、各機器がプラント全体のどの方向を向いているのかを把握できるようにしておくことが重要です。

まとめ

  • プラントノース(PN)は実際の方角ではない、プラントの基準方角。
  • プラントノース(PN)を設けることで機器同士の配置場所が分かるようになる。
  • プラントノースは機器図の平面図には必ず記載する。

始めて図面を見る方にとっては、なぜわざわざ別の基準を設けるのか疑問に感じるかもしれませんが、機器ごとの取合いミスをなくすという意味で非常に重要な考え方なので、是非勘違いしないように注意しましょう。

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エコおじい

プラントエンジニアです。工業技術をどこよりも分かりやすく解説するをテーマに2017年からブログ、Youtubeで情報発信をしています。工業系エンジニアの副業に関してnoteも書いています。是非、Twitterのフォローお願いします。



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